寝具のささき | 日記 | 羽毛の産地表示に関する一部報道について

この報道がある前より、羽毛布団を仕入れる際、羽毛の産地だけでなくダウン率の表示は目安で、仕入の基準にしておりませんでした。

弊店で扱いのある主なメーカーのホームページで、今回の報道についてのコメントを読ませて頂いたところ、輸入商社を経由して原料を輸入する際は日本羽毛製品協同組合の基準に従っていることなどが明記されておりました。
また、商社を介さず、自社直輸入のメーカーもございました。

不適切な「羽毛の産地表示」をしていたメーカーが確かにあったのだろうけれど、今後、羽毛の産地表示だけではなく、お客様が判断できないところはなおさら正直に表示して欲しい。

始めに、羽毛を仕入れるときに品質表示は目安までにとどめたと書きました。
実物を見て、触ってみた方が確かなのです。
例えば、ダウン率９３％で同じ充填量の羽毛布団であっても、Ａ社とＢ社のメーカーの商品は異なります。

多くの品を見て触って、いくつか自分で使ってみて、質と価格のバランスが取れている品を扱うように心がけておりました。

お見合いと同じく、実際に「羽毛布団」と「会う」のがいちばんだと考えます。